夢をかなえるゾウ 読書感想文 水川あさみ

先日インターネットのニュースで、『水川あさみさんが一番輝いていたドラマは?』というアンケートで一位になったのが『夢をかなえるゾウ』だというのを見てたいへん驚くとともに、そういえば『夢をかなえるゾウ』は読書感想文でも人気の書籍だったということを思い出しました。

夢をかなえるゾウは2008年にドラマ化された小説なんですが、小説があったことご存じの方は少ないかもしれません。
深夜24：00～という時間帯にもかかわらず、かなり視聴率の高かったドラマなんですよね。

そしてとても面白い演出のドラマでもありました。

第一回のその日、午後9時から主演小栗旬さんで単発の2時間もの『夢をかなえるゾウ』のドラマが放送され、その日の深夜から主演水川あさみさんの同名ドラマが30分物の連続ドラマとしてスタートしました。

このドラマの本当の主役は、私に言わせれば古田新太さん演じた象の神様のガネーシャです。

呼び出されたガネーシャが、その主となった人を幸せに導くため色々なアドバイスを施し、もう大丈夫という所まで来たら去っていく・・・といったものでした。

これが何故読書感想文で大人気だったかというと、このガネーシャのアドバイスが、「その人を幸せにする」と言うよりも、「その人の人間性を高める」という物だったからです。

例えば毎朝靴を磨くとか。
靴を磨いただけで希望が叶うのか?と半信半疑ながらもそれを毎日実行する。
毎回ガネーシャから出される課題は「本当にそれで望みが叶うのか?」というものですが、それらを全てこなしていくことで人間的魅力やスキルが向上し、自分の臨む仕事や恋人を手に入れるための糧となるといった話だったからです。

子供にも分かりやすい上に、そこかしこにお笑い要素も散りばめられて本当に楽しめるドラマでした。

出来ればまたいつか、是非続編を作ってもらい、ガネーシャ様に復活して欲しいものです。


⇒夢をかなえるゾウ、小説をみてみる

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